長崎県 | |||||||||||
名称 | ふりがな | 区市町村 | 付帯情報 | 形式 | 諸元 | 完成年 | 文化財等 | ランク | 評価情報 | 出典 | |
削除 | 魚市橋 | うおいち | 長崎市 | 一般道/中島川 | RC桁(石橋脚) | 長21.6m(2G) | 大正14→撤去 | C | 宮勾配の石橋脚(珍しい)/緩いアーチをイメージした高欄模様/長崎眼鏡橋の一つ上流側 | ★/長崎p60 | |
変更 | 本河内低部(水道)堰堤 放水路橋 | 長崎市 | 長崎市水道局/本河内水系(中島川) | RC充腹アーチ(メラン式) | B | 日本初のRC橋(桁・アーチを問わず,注: 今まで最古のRC橋と指摘されたことは一度もなかった)/スパンドレル部に三角飾り/真上に国道34号の高架橋が覆い被さっている | |||||
変更 | 鎮西橋 | 長崎市 | RC(石張)充腹アーチ | C | 高欄・親柱(灯籠風): 花崗岩/デンティルが洋風(アンバランス)/国道34号沿いの昭和初期3橋の一つ(いずれも拡幅に伴いセットバック) | ||||||
変更 | 出島橋/(旧)新川口橋 | 長崎市 | 錬鉄プラットトラス(平行弦,ピン結合,下路) | 明治23→明治43転用(移設) | 選奨土木遺産 | A | 製作: 日本土木会社/現存する3番目に古い道路トラス(現役の道路橋としては最古)/端柱隅角部に唐草模様 | ★/歴鋼集覧T7-003/土史13p47/土史12p227/長崎p58/長崎土木(岡林隆敏)p50/橋百選n15/歴橋p174/見方土木p72/業界99-1 | |||
変更 | 日見隧道 | 長崎市 | Cブロックトンネル(Cポータル) | 長642m,幅7.4m | 国登録 | B | 大正期最長の道路用Cトンネル/ポータル: 装飾的なピラスターと笠石の二重デンティル(大正期のトンネルとしては最も装飾的なものの一つ) | ★/長崎p62/長崎土木(岡林隆敏)p66/九州土木p85/見方土木p32 | |||
変更 | 本河内高部(水道)堰堤 | 長崎市 | 長崎市水道局/本河内水系(中島川) | アースダム | A | 設計: 吉村長策/日本初の水道用ダム/導水トンネル周辺の「左右に分かれた石階段」が唯一の装飾的要素/直上流部に計画されている新ダムが完成した時点でA→Bランク/万一、新旧ダムの間を埋め立ててしまえばB→Cランク | ★/土史18p177/土史5p49/長崎p48/長崎土木(岡林隆敏)p54/水道百選p109/探訪n90/九州土木p86/見方土木p39・40 | ||||
変更 | 本河内低部(水道)堰堤 | 長崎市 | 長崎市水道局/本河内水系(中島川) | 粗石C(Cブロック張)重力式ダム | B | 設計: 吉村長策/明治30年代の水道ダム/頂部に2本の線+デンティル/ダム直下が資材置き場となっていてアクセス困難 | ★/土史5p49/長崎p50/長崎土木(岡林隆敏)p57/探訪n90 | ||||
変更 | 西山(水道)堰堤 | 長崎市 | 長崎市水道局/本河内水系(西山川) | 粗石C(Cブロック張)重力式ダム | C | 設計: 吉村長策/明治30年代の水道ダム/頂部に2本の線+デンティル/直下流に造られた新西山ダムのため視認できるのは湖中に頭を出した上部1/3のみ(旧ダムの補強で対処できなかったのか?)=遺産的価値は低下: ランクA→ランクC | ★/土史5p49/長崎p50/長崎土木(岡林隆敏)p57/探訪n90/日本土木p203/業界00-6/業界97-10 | ||||
変更 | 小ヶ倉(水道)堰堤 | 長崎市 | 長崎市水道局/小ヶ倉水系(鹿尾川) | 粗石C(表面布積)重力式ダム | A | 設計: 中島鋭治/当時日本で最も高い水道用ダム(千苅は後年の嵩上)/瀬戸内産の御影石を張った重厚な壁体(本河内低部,西山はCプロック張り)/周辺を公園化して市民の目に触れ易い | ★/長崎p50/長崎土木(岡林隆敏)p64/探訪n90 | ||||
削除 | (旧)浦上川河口舟着場 | 長崎市 | 第二次長崎港湾改修事業/浦上川左岸 | 谷積護岸+階段 | 明治37→平成14撤去 | C | 大型の石階段/左岸の改修でC護岸化 | ☆/土史12p295/長崎p56/長崎土木(岡林隆敏)p62 | |||
変更 | 中島川変流部護岸 | 長崎市 | 第一次長崎港湾改修事業/中島川 | 石護岸(切石布積) | 長約200m残(左岸)、長約100m残(右岸) | B | 第一次事業(計画: デ・レーケ)唯一の遺構/カーブを描く美しい布積護岸(砂岩を用いた和風布積=典型的な長崎式)/右岸側に不適切な改修が目立ち始めている | ☆/土史12p295/長崎p55/長崎土木(岡林隆敏)p49 | |||
追加 | 出島岸壁 | でじま | 長崎市 | 第三次長崎港湾改修事業/長崎出島ワーフ | RCケーソン式岸壁 | 長約200m<全長414mの南半分は埋立> | 大正13 | B | 第三次事業の遺構/2段積みケーソン(日本のケーソンの技術史上重要)/上部が「長崎出島ワーフ」のプロムナード化(斜め横からケーソン上部側面を目視可能) | ☆/土史12p295/土史講25p89/長崎p57/長崎土木(岡林隆敏)p69/土木學會誌1935.8 | |
変更 | 元船岸壁 | 長崎市 | 第三次長崎港湾改修事業/長崎港 | 石護岸(切石布積)+RCケーソン式岸壁 | 長約300m<全長563mの南半分は埋立、埋立部分のほとんどはC塊岸壁> | B | 第三次事業の遺構/ケーソン岸壁の上に石護岸が載る形式/石積み部分は砂岩を用いた和風布積=典型的な長崎式)/一部蛇行している | ☆/土史12p295/長崎p57/長崎土木(岡林隆敏)p69/土木學會誌1935.8 | |||
戸石A防波堤 | 長崎市 | 石防波堤(玉石練積→頂部C補修) | B | ||||||||
国際海底ケーブル (元)小ヶ倉陸揚庫 | 長崎市 | 煉瓦・石建造物(寄棟屋根) | 県指定 | B | |||||||
NTT 海底線資料館/(旧)電源舎 | 長崎市 | 煉瓦建造物(寄棟屋根) | C | ||||||||
変更 | 灯台記念館/(旧)伊王島灯台 吏員退息所 | 長崎市<(西彼杵)伊王島町>(伊王島) | 無筋C建造物(寄棟屋根) | 県指定 | B | ||||||
変更 | 小菅修船架・跡(ソロバン・ドック),(旧)巻揚機小屋 | 長崎市 | パテント・スリップ方式(レール2条)、石護岸 | 国史跡 | A | ★/長崎p63/長崎土木(岡林隆敏)p42/歴港湾p225/探訪n73/見方産業p154/港湾遺産57 | |||||
三菱長崎造船所 第三ドック(向島第三ドック)/(旧)第三船渠 | 長崎市 | 石ドック(拡張部はC造) | C | ||||||||
本河内高部配水池 | 長崎市 | 外部: 土盛(周囲煉瓦壁) | B | ||||||||
出雲浄水場 配水池(入口) | 長崎市 | 煉瓦建造物 | C | ||||||||
変更 | オランダ坂周辺(切通し,オランダ坂,活水坂,旧プロシア領事館東側の坂,海星学園北側の坂)の石畳,石溝 | 長崎市 | 東山手<外国人居留地> | (切通,オランダ)切石布目敷(斜)、(活水)切石布目敷(直)、(領事館)切石布目敷(斜),石側溝(三角溝)、(海星)切石布目敷(斜),石側溝(三角・四角溝) | (切通)長72.5m,幅6.3m、(オランダ)長72.9m,幅4.0m、(活水)長38.4m,幅3.2m、(海星)長98.3m,幅4.4m | A | 長崎を代表する観光スポット/拡幅・石畳の敷き直しなど改変点は多いが、全体の雰囲気には「長崎らしさ」が色濃く漂っている/マンホールを敷石の下に埋設 | 土史14p309/長崎土木(岡林隆敏)p40/長崎遺産p142/九州土木p83/日本土木p62 | |||
変更 | 海星学園裏手(南側)の坂(ばってん坂)の石畳 | 長崎市 | 東山手<外国人居留地> | 切石布目敷(斜) | 長101.2m,幅2.3-2.7m | 明治28以降 | C | 海星学園の煉瓦塀に沿って石畳が延びる/保存状態まずまず/マンホールを敷石の下に埋設 | 長崎遺産p142 | ||
変更 | 大浦天主堂横(東側)の坂の石畳 | 長崎市 | 南山手<外国人居留地> | 切石布目敷(斜),石側溝(板石敷) | C | 国宝・大浦天主堂を側面から眺める観光スポット/周辺環境も合わせて保存状態が良い | 土史14p309/長崎土木(岡林隆敏)p40/長崎遺産p142 | ||||
変更 | マリア園横(西側)の坂(ドンドン坂)の石畳,マリア園前の石畳 | 長崎市 | 南山手<外国人居留地> | (マリア園横)切石布目敷(斜),石側溝(U字状→三角溝→矩形断面) | (マリア園横)長116.9m,幅1.7m(側溝を含めると2.5m)、(マリア園前)長106.0m,幅4.12m | 明治10〜30 | A | (マリア園横)周辺環境も合わせて保存状態が最良/視認性も高い/マンホールを敷石の下に埋設/(マリア園前)南山手地区の周回道/自動車通行で損傷あり | 土史14p309/長崎土木(岡林隆敏)p40/長崎遺産p142 | ||
追加 | 銅座川暗渠部,護岸 | どうざ | 長崎市 | 銅座川〜長崎区内の下水道(大溝) | (暗渠部)板状の敷石水路、(開渠部)石護岸(切石布積) | (暗渠部)長m、幅m | 明治19? | A | 設計: 吉村長策?/暗渠部: 底部: 流れやすいように中央に向かって傾斜が付いている/開渠部: 中島川変流部護岸と類似した砂岩による和風布積護岸/護岸上に家屋が密集=長崎らしい風景 | 岡林隆敏 | |
変更 | 長崎下水 第1線(地獄川),第5線(樺島町)下水溝 | 長崎市 | 長崎区内の下水道(大溝) | 板状の敷石水路 | (地獄)長50m(残存部)、(樺島)長50m以上(残存部) | 明治19 | C | 設計: 吉村長策/現存する「大溝」の残存部=視認できる形で大規模に残る石の下水溝/底部: 流れやすいように中央に向かって傾斜が付いている | ☆/長崎p53/長崎土木(岡林隆敏)p46 | ||
変更 | 長崎下水 第2線(ししとき川),第6線(ししとき川支線)下水溝 | 長崎市 | 長崎区内の下水道(大溝) | 板状の敷石水路 | (ししとき)長200m(残存部)、(ししとき支線)ししとき川への合流部を視認できる | 明治19 | A | 設計: 吉村長策/現存する「大溝」の残存部=視認できる形で大規模に残る石の下水溝/底部: 流れやすいように中央に向かって傾斜が付いている/風景としては「支線」が最も優れている | ☆/長崎p53/長崎土木(岡林隆敏)p46 | ||
追加 | 南山手地区 排水口,擁壁 | みなみやまて | 長崎市 | 南山手<外国人居留地> | 矩形状開口部、擁壁は切石布積 | 明治10以前? | C | 南山手地区の排水路が川に注ぐ部分 | 岡林隆敏 | ||
追加 変更 |
四郎ヶ島台場・跡 | しろうがしま | 長崎市(旧・四郎ヶ島) | <鍋島藩> | 護岸(野面乱積)、石梁を使った爆薬庫? | 東西200m×南北90mの要塞島 | 嘉永 6 | C | 長崎台場群(計28)の一つ/魚見岳台場(文化7)と並んで保存状態の良い台場 | ||
変更 | (廃)黒崎砲台 | 壱岐市<(壱岐)郷ノ浦町>(壱岐島) | <壱岐要塞> ▲地下施設(砲塔井,動力室) |
RC造、無筋C造 | 昭和 8→昭和20解体 | B | 戦艦用の40cm砲(砲身18.5m)を据えた”巨砲”砲台(対馬と壱岐に1ヶ所ずつ) | ||||
変更 | 諫早駅舎 | 諫早市 | 木建造物(寄棟屋根) | B | |||||||
射場橋梁 | 大村市 | 煉瓦拱渠(同ポータル,欠円) | B | ||||||||
大村駅舎 | 大村市 | 木建造物(寄棟屋根) | C | ||||||||
(旧)大村掩体壕 | 大村市 | RC造 | C | ||||||||
追加 変更 |
(廃)石原岳堡塁 | いしはらだけ | 西海市<(西彼杵)西海町> | 石原岳森林公園<佐世保要塞> ▲砲座、弾薬庫、歩兵用胸檣、階段橋 |
壁: 石造、アーチ: C造 | 10cmカノン砲6門 | 明治32→廃止 | B | 「閉鎖角面堡」としての形態が完全に残る貴重な例(堡塁らしく防備を重視)/キャンプ場と共存 | 築城史p225/齋藤隆之 | |
変更 | 樋口橋 | 佐世保市 <(北松浦)吉井町> |
石アーチ(欠円) | 町指定 | C | ||||||
変更 | 吉井川橋梁 | 佐世保市 <(北松浦)吉井町> |
無筋C充腹アーチ | C | |||||||
変更 | 福井川橋梁 | 佐世保市 <(北松浦)吉井町> |
竹筋C充腹アーチ(橋脚部にアーチ型開口部) | B | |||||||
(廃)軍用専用線橋梁 | 佐世保市 | RCΠ型ラーメン(連続) | C | ||||||||
不老洞隧道 | 佐世保市 | (煉瓦ポータル,C巻立) | C | ||||||||
彼杵トンネル,川棚トンネル,宮村トンネル他,大村線の煉瓦トンネル群 | 佐世保市・(東彼杵)川棚町・東彼杵町 | 煉瓦トンネル(煉瓦+石ポータル) | B | ||||||||
変更 | 山の田(貯水池)堰堤,溢流路 | 佐世保市 | アースダム | 選奨土木遺産 | B | ||||||
転石(貯水池)堰堤 | 佐世保市 | 粗石C(表面布積)重力式ダム | C | ||||||||
菰田(貯水池)堰堤 | 佐世保市 | C重力式ダム | B | ||||||||
干尽埋立地 護岸 | 佐世保市 | 石護岸(谷積) | C | ||||||||
平瀬埋立地 護岸 | 佐世保市 | 石護岸(切石布積) | B | ||||||||
立神係船池 岸壁 | 佐世保市 | 石護岸(切石布積) | A | ||||||||
大潟干拓締切堤防,(旧)樋門 | 佐世保市 | 石堤防、石水門(切石布積,砂岩) | A | ||||||||
変更 | 早岐駅舎 | 佐世保市 | JR佐世保線・大村線<九州鉄道> | 木建造物(切妻屋根) | C | ||||||
針尾無線塔 | 佐世保市 | RC通信塔(円錐状) | A | ||||||||
佐世保重工 第五,第六,第二ドック/(旧)第一,第三,第五号船渠 | 佐世保市 | (第五)石ドック、(第六・第二)C(石張)ドック | B | ||||||||
佐世保重工 第四ドック/(旧)第七号船渠 | 佐世保市 | RCドック | B | ||||||||
早岐駅 高架貯水槽 | 佐世保市 | 煉瓦水槽(円形) | C | ||||||||
変更 | 岡本水源地 堺木減圧井(上屋),(廃)野中減圧井(上屋) | 佐世保市 | 煉瓦建造物(円形) | 選奨土木遺産 | B | ||||||
変更 | 岡本第二貯水池 | 佐世保市 | 土手(円形) | C | |||||||
変更 | 山の田浄水場 第一砂倉庫 | 佐世保市 | 木(石壁)建造物(切妻屋根) | 選奨土木遺産 | A | ||||||
変更 | 山の田浄水場 (旧)量水池(上屋) | 佐世保市 | 木建造物(切妻屋根) | B | |||||||
変更 | 山の田浄水場 (旧)量水井(上屋),水質管理室 | 佐世保市 | RC建造物(ろく屋根)、木建造物(寄棟屋根) | C | |||||||
変更 | 山の田浄水場 第二ろ過池調整弁室,第二配水池(入口) | 佐世保市 | RC建造物(ろく屋根)、RC造 | B | |||||||
変更 | (廃)牽牛崎堡塁砲台 | 佐世保市 | ミニゴルフ場<佐世保要塞> ▲砲座、棲息掩蔽部 |
壁: 煉瓦造、アーチ: C造 | C | ||||||
変更 | 前畑一号倉庫ほか、(旧)佐世保海軍工廠 弾薬庫群 | 佐世保市 | 西九州倉庫・西日本冷凍<佐世保海軍工廠・魚雷保管庫> | RC建造物(石張,2階建,切妻屋根)ほか各種 | (一号)長184m,幅22m,高12m | 大正後期 | A | 最大規模の軍用煉瓦倉庫群(一号倉庫は最大規模)/「佐鎮事件」の舞台となった | |||
追加 | 新地橋 | しんじ | 島原市 | 一般道/水路<運河> | 石アーチ | 長9.8m(A) | 明治 3 | C | 多色の火山岩(赤系・黄系・青系・緑系)が使われた珍しい石アーチ/アーチ風C高欄 | 紅林章央 | |
追加 | 南島原駅舎 | みなみしまばら | 島原市 | 島原鉄道 | 木建造物(切妻屋根) | 大正 2 | C | 中央に三角破風(木骨風の飾り)/C造の装飾的な車寄せ | 駅舎再発見p145 | ||
変更 | 佐保橋 | 対馬市 <(下県)豊玉町> |
石桁 | 長9.5m,S2.7m(3G) | 市指定 | C | 3連の石桁橋/花崗岩でないため桁厚が大きい | ||||
変更 | (廃)豊崎隧道 | 対馬市 <(上県)上対馬町> |
<一般道> | Cブロックトンネル(Cポータル) | C | アーチ環だけでなく、ピラスター・笠石部にも石積み風の加工(珍しいデザイン)/アクセス徒歩10分 | |||||
変更 | 佐須奈隧道(東口) | 対馬市 <(上県)上県町> |
煉瓦トンネル(煉瓦+石ポータル) | B | 帯石なしピラスターとモールディングが古典風のイメージ,ピラスターの断面が台形となっているものは珍しい | ||||||
変更 | 浅藻隧道他,厳原町内の県道トンネル群 | あざも、あがみ、くわ | 対馬市 <(下県)厳原町> |
Cブロックトンネル(Cポータル) | B | 笠石に大きくて疎なデンティル風模様の付いた統一的なデザイン/島の南部に向かう幹線道路(北から安神、久和、浅藻の順) | |||||
変更 | 竹敷水源地 取水堰堤 | 対馬市 <(下県)美津島町> |
美津島町水道<竹敷海軍要港部> | 練積C堰堤(全面溢流式,越流部=直線) | 高約5m,長約10m | 明治37?→昭和戦前に修復?→昭和48堰堤直下補修 | C | 堰堤の右岸側に連なる副堤はモルタル塗布/堰堤の脇に切石積の第一ろ過池も残る | |||
変更 | 竹敷海軍要港部・跡の石造施設群 | 対馬市 <(下県)美津島町> |
石護岸、石堤防、石ドック(空積) | 明治29以降→廃止 | A | 対馬の一大軍事拠点/(石護岸・石堤防)人工的な矩形の水域を形成(1ヶ所は自衛隊の敷地内)/(石ドック)ドックとそれに連なる入り江の護岸が一式で残る(廃工場に隣接) | |||||
変更 | 万関運河 | まんぜき | 対馬市 <(下県)美津島町> |
三浦湾〜浅茅湾<海軍> | 素掘→C+Cブロック | 長300m,幅25m,水深3m→幅40m,水深4.5m | 明治33→昭和49拡幅 | B | 対馬を北島と南島に分離=地峡運河/拡幅のため形態が改変/3km南方に江戸初期(1672)の運河「大船越」も現役で残る(水深が浅いのが欠点) | ||
追加 変更 |
(復元)野良崎灯明台 | やらざき | 対馬市 <(下県)厳原町> |
厳原港フェリーターミナル<厳原港> | 石造(円形) | 高3.8m | 明治 9→大正3廃止→平成11移築・復元 | B | 総石造りの灯明台は稀/地元問屋4人により設置/昭和31〜平成10まで吉田善助氏が自宅で保存→厳原港開港100周年記念事業により復元 | ||
削除 変更 |
(廃)大石砲台 | おおいし | 対馬市 <(下県)豊玉町> |
<対馬要塞> ▲砲座、砲側庫 |
石造 | 28cm榴弾砲2門 | 明治21→廃止 | - | 対馬第一期砲台/保存状態悪い | 長崎p159 | |
削除 変更 |
(廃)大平砲台 | おおひら | 対馬市 <(下県)美津島町> |
<対馬要塞> ▲砲座、弾薬庫 |
石造 | 12cmカノン砲2門 | 明治21→廃止 | - | 対馬第一期砲台/保存状態悪い | 長崎p159 | |
削除 変更 |
(廃)四十八谷砲台 | しじゅうやたに | 対馬市 <(下県)美津島町> |
<対馬要塞> ▲砲座、砲側庫 |
壁: 煉瓦+石造、アーチ: C造 | 28cm榴弾砲6門 | 明治33→廃止 | - | 対馬第二期砲台/保存状態悪い | 長崎p160/築城史p245 | |
変更 | (廃)上見坂堡塁 | 対馬市 <(下県)厳原町> |
上見坂公園<対馬要塞> ▲砲座、兵舎、交通壕 |
(砲座)粗石モルタル造、(兵舎)石モルタル建造物(切妻屋根) | C | ||||||
変更 | (廃)郷山砲台 | 対馬市 <(下県)美津島町> |
壁: 煉瓦+石造、アーチ: C造 | C | 対馬第二期砲台の中では保存状態が良い/アクセスにジ−プが必要 | ||||||
追加 変更 |
(廃)豊砲台 | とよ | 対馬市 <(上県)上対馬町> |
<対馬要塞> ▲地下施設(砲塔井,動力室,ろ過水槽) |
RC造、無筋C造 | 40cmカノン砲2門 (砲塔井: 内径10.7m,高5.5m) |
昭和 9→昭和20解体 | B | 戦艦用の40cm砲(砲身18.5m)を据えた”巨砲”砲台(対馬と壱岐に1ヶ所ずつ)/ろ過水槽の保存状態がよい/観光用に内部照明付き(100円) | 長崎p161 | |
変更 | (廃)棹崎砲台 | 対馬市 <(上県)上県町> |
対馬自然史「棹崎」公園<対馬要塞> ▲砲座、弾薬庫・地下通路、観測所 |
RC造 | C | ||||||
変更 | 黒島防波堤 | (北松浦)小値賀町(小値賀島) | 石防波堤(空積→天端C改修) | C | |||||||
追加 | 西川内橋と巻石護岸 | にしかわうち | (北松浦)小佐々町 | 一般道/竹田川 | 石アーチ(欠円)、石護岸(空積・巻石) | 長15.5m(A) | 大正 9 | 町指定 | C | 竹田川が小佐々浦に注ぎ込む地点に架けられた石アーチ/巻石護岸と併せて美しい風景を生み出している | ★/紅林章央 |
変更 | 伊木力橋梁,山川内(袴川)橋梁 | いきりき・やまがわうちはかま | (西彼杵)多良見町 | JR長崎線/一般道・袴川 | 石拱渠(石ポータル,放物線) | S6.10m(A)、S9.14m(A) | B | 石拱渠を含め知られている鉄道用の石アーチは数例のみ/石拱渠では最大のスパン/特異な放物線形 | |||
変更 | 松ノ峠トンネル(第十七号トンネル) | (西彼杵)多良見町・長与町 | 煉瓦トンネル(煉瓦+石ポータル) | C | 長崎線最長/冠木門タイプ(楯状迫石)=14・16号トンネルも同様のデザイン | ||||||
重複 | 松ノ峠トンネル(第十七号トンネル) | (西彼杵)長与町・多良見町 | C | ||||||||
(廃)片島魚雷発射試験場 | (東彼杵)川棚町 | Cアーチ、C発射場、石+C煉瓦建造物 | B | ||||||||
重複 | 彼杵トンネル,川棚トンネル,宮村トンネル他,大村線の煉瓦トンネル群 | (東彼杵)川棚町,他1 佐世保市 |
B | ||||||||
追加 | 湯無田陶山神社煉瓦橋 | ゆむたとうざん | (東彼杵)波佐見町 | 湯無田陶山神社参道(人道)/中尾川 | 煉瓦アーチ(変形半円) | 長4m(A) | 大正期 | C | 旧波佐見町に現存する3つの煉瓦アーチ橋の中で最も秀逸/旧波佐見町は焼き物の町として有名→焼き物に使用した煉瓦(普通より大きい)を利用して造られた/アーチ形状がユニーク | 紅林章央 | |
重複 | 彼杵トンネル,川棚トンネル,宮村トンネル他,大村線の煉瓦トンネル群 | (東彼杵)東彼杵町,他1 佐世保市 |
B | ||||||||
追加 | 面無橋 | おもなし | (南高来)有馬町 | 一般道/高江川 | 石アーチ(玉石積) | 長12m | 江戸末〜明治初 | C | 側劇全体が玉石の空積/迫石も加工度は低い | 紅林章央 | |
(旧)小濱鉄道 切通し | (南高来)小浜町 | 素掘 | C | ||||||||
口之津灯台 | (南高来)口之津町 | 煉瓦灯台(八角形) | 燈B | B | |||||||
河磯橋 | (南高来)千々石町 | 石桁: 沈下橋 | C | ||||||||
変更 | 軍神橋 | ぐんしん | (南高来)千々石町 | 橘神社参道(人道)/千々石川 | RC刎 | C | RCの刎橋=他に例のない構造(構造上の必然性がない)/上路は、和風の高欄・親柱をもつ太鼓橋 | ||||
千々石第一,第二隧道/(旧)第一,第二トンネル | (南高来)千々石町 | 煉瓦トンネル(石ポ−タル) | C |